ダイヤ以外でおすすめしたい宝石
結婚指輪の定番はダイヤモンド
結婚指輪に使われる定番の宝石は、ダイヤモンドです。透明に輝く美しい宝石で、太古の昔から世の権力者達の心を捉えてきました。ダイヤモンドはダイヤ自体が光輝くものではなく、周りの光を取り入れて輝いています。さらにダイヤは、地球上に存在する鉱物の中で最も硬い物。あまりの硬さから「何があっても壊れない永遠の愛」を象徴しています。
ただ結婚指輪に使われるのは、ダイヤモンドばかりではありません。ダイヤと比べると数は少なくなるものの、他の宝石が使われている指輪もあります。
幸せを運ぶサファイア
ダイヤ以外で人気の宝石と言えば、サファイアです。深い青が魅力的な、9月の誕生石です。指輪の内側に仕込む「裏石」としてであれば、基本的にどこの店でも扱いはあるでしょう。しかし「メインの宝石」としてサファイアを使用している店は、あまり見かけないのが現状です。勿体ないことに。
ただサファイアには「誠実」「慈愛」といった、意味が含まれています。また昔から「結婚式に何か青い物をつけると幸せになる」という、おまじないも言い伝えられています。サファイアが使われている結婚指輪をつければ、ダイヤモンド以上の幸福が舞い込むかもしれません。
情熱的なルビー
ルビーも結婚指輪に使われる宝石として、人気があります。サファイアと同じく扱いが非常に少なく、探すだけでも一苦労。しかし指輪に輝く真っ赤な宝石の美しさは、言葉にできないほど。
ルビーに込められている意味は「不滅の愛」です。結婚指輪に一度セッティングすれば、情熱的で燃え上がるような絆が、生まれることでしょう。
頑丈過ぎる宝石群
ダイヤと比べると柔らかい素材ではありますが、サファイアもルビーも非常に硬い鉱物であります。2つとも「コランダム」と呼ばれる鉱石から作られたもの。あまりの硬さから、研磨剤の材料に使われています。
また耐火性も非常に高く、1800℃の高温にも耐えられるほど。つまり結婚指輪をガスの中に落としてしまったとしても、ルビーやサファイアはビクともしないということです。